みなさん、こんにちは。
今日は少し自分の事を書きたいと思います。
実は、自分の話をしようと、記事を作っていたのですが、内容が重すぎて、削除しまし
た。あれは世に出してはいけないと思いましたので(笑)
最近、思い出の話を書いていて思うのですが、記事にしている話は、どうしてもいい印
象に残っている話になるのですが、そこに 登場する自分がいい人過ぎるんですよね。
実物はそんないい人間ではないので、今日は私の心に潜む闇についてお話します。
大笑とは
私は一言でいえば、凄く「弱い人間でした」
小学校の高学年の頃に、家庭の環境が凄まじく悪化し、何か感情の壊れた人間になって
しまいました。今思えば、自身の甘えをはじめ、自分の弱さが原因なのですが、それに
気付くまで、凄く悩み、長い間、心の迷子になってました。
壊れた人間
中学時代に、周囲から「人間が壊れている」とよく言われていました。
当時の自分には、最高の誉め言葉でした。嬉しくはないですが、、、
以前も、お話しました、お寺に送られた時の話は、上級生と揉めて、大喧嘩になりまし
た。その時に、3階から喧嘩相手を落とそうとしました。周りに止められ事なきを得ま
した。そういうことが平気に出来る一面を持っている子供でした。
当時は暴力で自分の強さをアピールし、周りの気を引きたいだけの子供だったのでしょ
うね。
そんな私の凶悪な一面を好んで、近づいてくる奴もいます。悪い仲間がどんどん増えて
いき、どんどん引き返せなくなっていきました。
自分の中で溜まっていく、どうしたらいいのかわからない不安や、何をしても上手くい
かない不満が、爆発し、暴力へ繋がって行ったのでしょうね。
喧嘩しても気持ちがいいわけでもないし、消化不良の連続でした。
止まれない自分。上手くいかない自分。助けて欲しい自分。
当たり前ですが、誰も、私の本心、本当の私に気付いてはくれませんでした。
ただ、部活だけは、熱心でした。
中学の部活ですから、人間性よりも、技術や運動神経などを重視されていましたから、
先生からも、技術的な指導を受け、上手くなる自分が好きでした。
なにより、勝って、活躍して褒められる瞬間は、本当に嬉しかったです。
そういう一面もありましたが、どっちの自分が本当の自分なのか分かりませんでした。
ただ、グランドにいる方が気持ちが落ち着いていたと思います。
ひねくれた考えですが、学校なんて数字と要領さえよければ評価される場所だと思って
ました。
数字とは、テストの点数、出席日数、要領とは、先生の前でいい子にしていたら頭をな
でてもらえる。
なぜ、暗い道で、迷子になり、困っている自分には手を差し伸べてくれないのか?
唯一、手を差し伸べてくれた先生が、先日ご紹介した先生だけです。
環境の変化
高校に入り、私は変わりました。
高校の仲間は、みんな、いい奴でした。中学とは別世界でした。
人間はそんなにすぐに変われるものではないですが、中学の時より数段、楽でした。
自分を強く見せる必要が無いからです。
笑う回数も増えました。こんな私が、交換日記みたいなことも経験しました。
サッカー部では、主将まで任せられました。
友達もたくさん出来ました。
皆さんには当たり前のような、景色だと思いますが、私には初めて経験することばかり
でした。
でも、心の闇は、私を逃がしてはくれませんでした。
周りがいい奴だと、黒歴史の中学時代の自分を隠さなければいけなかったのです。
本当に弱い人間でした。
恋愛が出来ない人間
私は、恋愛が出来ない人間でした。
先日、「モテてました」に記事を書きましたが、本当にモテていました(笑)
でも、自分から好きになったことは、あまり、ありませんでした。
恋愛って、胸がワクワクしたり、ドキドキしたりしますよね。
付き合っているときは、それなりに楽しいのですが、どこか冷めている。
いつも、別れを前提に付き合ってました。それは、いつか来る別れが怖かった。
相手が自分を裏切り、離れてしまうことが怖かった。相手が信じられなかったのだと思
います。だから、いつも、相手より先に自分から別れを切り出してました。
数人を除き、今まで何人の人と付き合って来たのかはっきり覚えていません。
数人を除き、恋人だった人の名前すら覚えていません。
恋愛にも、もっと自分の中身を見て欲しいという気持ちが あったのでしょうね。
人との出会いが自分を変えた
そんな自分が、大変、影響を受けたのが、今の会社の社長です。
私が、バイトを卒業するときに、私に対して、熱く語ってくれました。
「君は本当に強い人間をわかってない。君は繊細過ぎる。繊細な心を弱い心やと言う人
間もおる。多分、君も思ってると思う。でもな、繊細な心は恥ずかしい事ではない。も
っと言えば弱い人間が駄目なわけではない。繊細な心をもっと鍛えて、人の痛みをわか
ってやれる人間になれ。人の気持ちに寄り添えるような人間になれ。それが出来たら本
当に強い人間が理解できるかも知れへんな。」
この言葉は、時間と共に私の心に響いて来ました。
私の人生観を変えた言葉でした。
私の心の闇を太陽が照らしてくれた言葉でした。
そして、自分が間違っていたことに少し気付きました。
何より、こういう温かい言葉をかけてあげられる、優しい人間に憧れました。
私は人に甘えているだけでした。
私は人から何かを受けとるだけで、誰かに与えることの出来ない人間でした。
過去の境遇のせいにして、甘えているだけの人間だと気付いたのです。
私は、自分の弱さを隠して生きて来ました。でももしかしたら、どこかで、誰かにそん
な弱い自分を気付いて欲しかったのかも知れません。
本当は、すぐにでもこの会社に入りたかったのですが、まだ創業期で、人員を増やせな
いと、断られ、以前書いた会社に就職をしました。
心に色が着いた
私は、今の会社の社長に出会うまでは、「灰色の世界の住人」だった。
心に色が無い人間だったのでしょうね。
前職の会社で、A先輩に出会い、心に色々な色を塗ることが出来たように思います。
家族や今の会社の仲間にも、色々な色を塗ってもらいました。
私は世界を救うヒーローではないので、すべての人に同じことは出来ませんが、自分が
仲間と認めた人間が、かつての私と同じような悩みを抱えていたら、見て見ぬふりは出
来ません。それがお節介であろうと、関係ありません。
自分が社長にしてもらったことを、その人たちに分けてあげたいからです。
最後に
私は、本当に馬鹿な人間です。
色々な人を傷つけて、迷惑を掛けて生きて来ました。後悔しかありません。
今は、悔いるより、周りの人間に感謝し、周りの人間に自分の出来ることを与えていき
たい。それで償いをしていきたいと思っています。
後日、ウチの事務員ちゃんとお局ちゃんのお話を公開する予定です。
テーマは私が、色々な人に成長をさせてもらった経験談です。
相変わらず、ふざけた記事ですが、お許しください。
ちょっとだけ甘酸っぱい思い出もありますので(笑)
良かったら読んでやってください。