【勝てば官軍】勝って周りを黙らせる


スポンサードリンク

f:id:kakadaisyou:20200916003358p:plain

皆さん、こんにちは。大笑です。

今日は、逆風をものともせず、見事に勝者となった二人をご紹介したいと思います。

 

   勝てば官軍 負ければ賊軍

 

道理にかなわなくても、勝ったものが正義となり、負けたものには不正の汚名がきせられるという意味で、勝負の勝ち負けで、正邪善悪が決まるという例え

明治新政府軍と旧徳川幕府軍との間で戦われた戊辰戦争(明治元年)。もともと国を治めていた徳川幕府軍が、天皇からも認められた「官軍」だったが、この戦いで勝利した、明治政府軍を天皇が「官軍」と認めた。天皇は軍隊を持っておらず、戦いで勝利し、国の統治権を得たほうを支持するため、「勝てば官軍」という言葉が生まれたそうです。

 黒子役が表舞台へ

菅義偉内閣官房長官

ところで「菅義偉」って何て読むかご存じですか? 答えはもう少し先で、、、

 

この方は、非常に苦労人のようで、安倍晋三氏とは真逆で、家柄良さや華やかさやも感

じられない、地味な人ですね。

かなり前に、この方の事を書かれた本を読んでことがあるのですが、凄く苦労人で、サ

ラリーマンから政治家を目指し、横浜市の市会議員を経て、国政に進出しています。政

治家になってからも下積みからコツコツとキャリアを積み上げて来たようです。

よくいる二世議員とは違う雰囲気を持った政治家ですね。

横浜市会議員のころは、「影の市長」最近では「影の総理大臣」なんて呼ばれるくら

黒子に徹してこられた方です。

 

私は政治には疎いので、根拠なく感じたままにお話ししますが、安倍内閣が長寿だった

のは、菅官房長官の支える力が大きかったと思っています。

この方は、調整・根回しなどが抜群に上手いのでしょうね。

ただ、総理大臣になると、リーダーシップが必要となりますから、今までとは勝手が違

ってきます。

時代背景もよくない昨今、厳しい船出になることは間違いないでしょう。

この「名黒子」を支えることが出来る「名黒子」が現れることを祈っています。

 

どちらにしろ、だい99代内閣総理大臣に名を刻んだすが よしひで

は政治家としての勝利を勝ち取ったのです。

歴史にどのような名を遺すかは、これからなのでしょうが。

 

総理の影~菅義偉の正体~

総理の影~菅義偉の正体~

  • 作者:森功
  • 発売日: 2016/09/09
  • メディア: Kindle版
 

 

 

大阪が生んだスーパースター 

 テニスプレーヤー 大坂なおみ

これまたテニスには疎いのですが、錦織君と大坂さんは知ってます。カップヌードルの

CMでよく見ました(笑)

国際テニス連盟が定めた「世界4大大会」を3勝もしているテニス界のトッププレイヤー

なんですよね。先日行われた「全米オープン」でも見事に優勝しました。

これって凄いことですね。

 

ただ、試合前に着用していたマスクに、日本を含め各国で賛否の声があがりました。

アメリカでの人種差別の犠牲者の名前が刻まれたマスクを着用し、抗議の意を世界に発

信したのです。

そこには賛同する声もあったのですが、当然非難する声も多数あったようです。

 

「スポーツに政治や思想を持ち込むものではない」

 

ここではプロパガンダの事を語るつもりはないです。よく解らないですから。

ただ、プロアスリートとは言え、弱冠22歳の若者が、非難を受けることを承知で世界に

自分の信念を発信した姿は賛同するしないではなく衝撃でした。

彼女自身も辛かったと思います。プレッシャーも凄かったでしょうね。

正直、1回戦で負けたら、ただの売名行為ですもん。

やるからには、勝ち続けるしかないという決意でもあったのでしょうね。

 

大会途中は批判の声の方が強かったように思います。ただ、一つ一つ勝ち上がることで

周りを黙らせ、優勝することで自分の信念を世界に伝えたことは凄いことだと思いま

す。

 

大坂なおみ 世界No.1に導いた77の言葉

大坂なおみ 世界No.1に導いた77の言葉

  • 作者:児玉光雄
  • 発売日: 2019/04/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

最後に

 強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだ

     ~元ドイツ サッカー代表 フランツ・ベッケンバウアー~

勝負の世界での勝敗の境目は、過去の栄光や名誉にいつまでも浸り続けるていると、自

分より勝ちたい思いが強い者に負けてしまう。

勝負の世界は非情で厳しいのでしょうね。

周囲は「努力しての結果だから」「惜しかった」と評価してくれるのですが、本人たち

からすれば、「勝てば官軍、負ければ賊軍」。

 

この二人には、賛否は有るでしょうが、批判ばかりするのではなく、勝利に心から祝福

をしてあげて欲しいなぁなんて思いました。

どうも批判ありきな世の中に、寂しさを覚えております。 

 

 

最後まで読んで下さいましてありがとうございます。