おはようございます、大笑です。
実は、金曜日の夜に投稿しようと思っていたのですが、睡魔に負けてしまいました。
昨夜、金曜ロードSHOW!で「君の膵臓をたべたい」という映画を観て、感動してしま
い号泣、、、
家族はドン引きしていました、、、涙腺が弱すぎます、、、
この作品は、名前ぐらいは知っていましたが、どんなジャンルの話なのかも知りません
でした。
観て正解!すごくよかったです。
特に要所を締めるセリフが良かったです。印象に残ったセリフのご紹介をしたいと思い
ます。
映画版のご紹介
簡単なあらすじ
主人公の「僕」は他人に関心が無く、いつも一人で本を読んでいる、クラスでも名前も
呼んでもらえない目立たない高校生。一方「桜良」は明るくて、誰からも愛されるクラ
スの人気者的存在。二人は真逆のキャラクターでした。
しかし、「桜良」は膵臓の病気で余命わずかなのです。その秘密をたまたま「僕」が知
ってしまい、「僕」と「桜良」は一緒に行動するようになっていくのです。
「僕」は少しづつ「桜良」に心を開き始め、惹かれあうふたり、、、
しかし、「桜良」は病気でなく、通り魔に殺されてしまいます。病気じゃないんです。
おじさんはビックリしてしまいましたよ。
途中までは恋愛ストーリーなのかなと思っていたのですが、話をすべて観たあとに感じ
たのは、人の命の儚さや尊さを伝えている映画なのかなと思いました。
また、スト―リーの中で、すごく印象に残るセリフがあります。
印象に残ったフレーズ
この小説や映画を知らない方は「何のこっちゃ? 」になるかもしれませんが、、、
君が今まで選んできた選択と、私が今までしてきた選択が私たちを合わせたの。私たちは自分の意思で出会ったんだよ。
これ高校生の言葉なんですよ、、、おじさんビックリですよ(;゚Д゚)
でも、その通りだと思います。私たち人生は幾千もの岐路の連続だと思うのです。
その岐路を右だの左だの選んで来た結果が現在なんですよね。
私は「ご縁」はまさにそれだと思います。人、仕事なんかもそうですが、実は自分の選
択で田繰り寄せている「必然」では?と最近感じています。
だからこそ、大事にしなければいけないものなんでしょうね。
50歳でようやく気付きました、、、(T_T)/~~~
誰かと一緒にいて鬱陶しい、 誰かと手を繋ぐ、誰かとハグをする、誰かとすれ違う。
それが生きる。自分たった一人じゃ、自分がいるってわからない。
これまた高校生の言葉です、、、娘がこんなこと言ってきたら、、、( ̄▽ ̄;)
人は一人では生きていけないということなんでしょうね。
確かに、人間関係っていい事ばかりではないです。ただ、いいことも、悪いことも人生
にとっては大切なことなんでしょうね。人と人との関りが織り成す様々な色が、自分の
人生を飾ってくれるのかも知れませんね。
おわりに
それぞれのタイプの違う主人公が、お互いに相手が持っている、自分にはない物に憧
れ、惹かれあう物語でしたが、最後まで自分の気持ちを伝えることはありませんでし
た。
テレビを観ながら、「好きって言えよ~っ」とヤキモキしながら観ていたのですが、
「僕」と恋人になってしまうと、自分の心の中に生きることへの未練が大きくなるのが
怖かったのでしょう。
先ほども書きましたが、人はどこか自分に自信を持てず、自分の弱さを隠して生きてい
るものなんです。だから自分が持っていない物に惹かれ、憧れてしまうのかも知れませ
んね。
一言いいたいのですが、一番楽しみにしていた、クライマックスシーンに主題歌である
Mr.Childrenの「himawari」が流れなかっぞ~っ、、、なぜカットなの?
私は、ミスチルが好きで、主題歌「himawari」が作中で流れるのが楽しみだったんです
よ、、、放送が終わった瞬間に発狂してしまいましたよ。
この歌は映画ように作ったのか解りませんが、歌詞が映画とリンクしているように思い
ます。
※私の勝手な考察ですので、、、
ってフレーズがあるのですが、ひまわりって太陽の降り注いだ中で花を咲かせるイメー
ジがありますが、この映画に照らし合わせたら、「太陽が無くても咲いているひまわ
り」つまり病気で余命わずかな少女が、「逆境の中、必死に自分の人生に花を咲かそう
と生きようとしている」という思いが込められているのでしょうか?
考えている風でいて、実は深く考えていやしないこと、
思いを飲み込む美学と、自分を言いくるめて 、
実際は面倒臭いことから逃げるようにして、邪(よこしま)にただ生きている。
このフレーズは、私自身が胸が痛くなります。
人が持っている弱さや、ズルさを表現していると思います。
私自身も楽なほうへ逃げたり、自分を無理やり納得させて生きているんですよね。
なかなか変わることは出来ませんが、、、いい歌詞ですね。
長々と好きなことをお話ししましたが、この歌が流れていたらもっといい映画だったと
思います。
最後まで読んでいただき、有難うございました。