【猛暑】夏のいまむかし【熱帯夜】


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こんにちは、大笑です。

いやぁ~暑いですね。夏だから暑くて仕方ないのですが、ちょっと暑すぎやしません

か?世間は盆休みに入っているはずなのに、あまり人を見かけません。

コロナの影響なのかもしれませんが、暑すぎて皆さん、家にいらっしゃるのでしょうか

ね。

 

よく、昔はクーラーが無くても過ごせていたなんて言いますが、実際、私が子供の頃は

家にクーラーがなかったです。今はクーラー無しの生活なんて考えられません。今日は

「夏のいまむかし」と題して、おはなししたいと思います。

 

 

 

日本の夏の変化

夏の日の定義付け

夏場のその日の最高気温が何度以上かによって、呼び名が変わってきます。ニュースな

んかでも「連日の猛暑日」なんて言われていますが、これにはその日の最高気温で定義

付しているそうです。

夏日とは

その日の最高気温が「25℃」以上になると、「夏日」と呼ばれます。

 

真夏日とは

その日の最高気温が「30℃」以上になると、「真夏日」と呼ばれます。

 

猛暑日とは

その日の最高気温が「35℃」以上となると、「猛暑日」と呼ばれます。

 

熱帯夜

その日の夜の最低気温が「25℃」以上の場合は「熱帯夜」と呼びます。

 

気象庁が気温で表現するとわかりにくいため、上記のような定義付けをして、呼んでいます。また、さらにその上に「極暑日」「酷暑日」などの言葉が使われます。「40℃」を超えた場合や、「猛暑日」が続き、危険を伴う暑さの総称で使われる言葉ですが、まだ、正式には気象用語には入っていないようです。

ただ、近い将来に正式に使われるようになりそうですね。恐ろしい、、、

 

 

昔より暑くなっているのか 

昔より気温が上がり、暑くなっているのか、気象庁のHPにグラフがあったので、引用さ

せてもらいました。

 

猛暑日の日数 

 気象庁HPより引用

 

 熱帯夜の日数

気象庁HPより引用

 

両グラフとも右型上がりになっていることが、よくわかります。
特に熱帯夜の数は顕著に増えて来ていますね。                ちなみに、このデータは網走、根室、寿都、山形、石巻、伏木、銚子、境、浜田、彦根、多度津、名瀬、石垣島で取っており、都市化の影響を受けていません。また地域に偏らないようにしているそうです。都市部はさらに顕著に差がでていると思います。
 

やっぱり昔とは違う

気温上昇

東京では、この100年で最高気温が1,7℃上昇しており、最低気温に至って

は4,4℃上昇しています。気温が下がりづらくなってきているのだと考えられます。

 

都市化による影響

コンクリートの建物、アスファルトの道路と昼間の太陽熱を夜間まで引っ張り続けてい

る。ヒートアイランド現象と呼ばれるものです。

アスファルトは、昼間に太陽熱を蓄積し、夜間に熱を放出するため、熱帯夜の原因とさ

れています。

 

土地活用の変化

草地、森林、水田、水面が、時代と共に減っていき、人工物である建造物が増えたこと

が最大の原因なのでしょう。草地、森林などは、水分を多く含んでいる植物が生息して

おり、太陽熱に対しても水分の蒸発が主で、大気に影響が少なかったと考えられていま

す。反対に、人工建造物は、太陽から得た熱をそのまま放出するため、大気の温度上昇

が昔に比べ高くなっているのです。

 

◆まとめ◆ 今から20年、30年前でも猛暑日はあったはずです。ただ、最近のように連日猛暑日が続くようなことはなかったのだと思われます。先述のように、昼間は太陽の日射しによる熱で大気が熱され、夜はアスファルトなどからの放熱で大気が熱されています。最近の夏は、気温を下げたくても下げれない状態が毎日続いているということなのでしょう。                             今思えば、私の住んでいた地域は、昔は、夕立が多かったように思います。一雨くれば、アスファルトも冷やされ、夜も過ごしやすかったのかも知せんね。    昔に比べ、気温が上がったのではなく、気温が下がりにくい環境になってしまったといくことではないでしょうか。

 

これから先、さらに暑くなっていくことも考えられます。

夏の気温が連日、40℃超えになれば、我々はどうすればいいのでしょうか。

熱帯地域で育つ、見たことのない植物が辺りに育ち、川には熱帯魚が泳ぎ、今の日本の

自然の面影なんかなくなってしまうかも知れませんね。

 

考えただけで恐ろしいですね。そう考えると、もう少し身の回りの環境に目を向ける必

要があるのかも知れません。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。