皆さん、こんにちは。
昨夜のイブはどうでしたか?
素敵な思い出を描くことが出来ましたでしょうか?
昨日、子供の頃のクリスマスのお話をしました。
今日は、親になってからのクリスマスについてお話します。
もう10年ほど前の話になります。
私のサンタクロース
サンタクロースの気持ち
結婚をして、子供が生まれ、子供の成長と共に、私は年に1度、サンタクロースに変身
することになりました。
クリスマス前から、欲しい物をリサーチし、買いに行きます。
うちの子は、何故か、筆箱+本+○○のシャーペンというように、細かいオーダーがあ
り、買いに行くのが面倒なんです。
皆さんの所もこんな感じですか?
買ってきたプレゼントは、子供たちに見つからないように、隠さないと駄目です。
そして子供が寝静まった後、枕元にプレゼントを置きます。
いつもは、子供が起きる前には、会社に行ってしまうため、子供の喜ぶ姿を見ることが出来
ません。
帰宅後、喜んだ姿を見ることは出来ますが、喜びの鮮度が落ちている(笑)
ちょっと、嫁さんが羨ましく感じることがありました。
一度でいいから、朝起きた時のリアクションを見てみたい。
ある、年のクリスマス
ある年のクリスマスは、週末だったのか、代休日だったのか、初めて子供たちの喜ぶ姿
を見ることが出来ました。
子供のコソコソ話で、目が覚めました。
寝たふりをしながら、娘たちの会話を聞きました。
妹「姉ちゃん、サンタさんがプレゼントを持って来てくれてるで」
姉「ほんまや、何が入ってるんやろ」
妹「うぁ~手紙に書いてたものと一緒や」
姉「わたしも一緒や」
二人とも、小さな声ですが、かなり興奮してます。
めちゃくちゃ喜んでるやんかぁ~よかったぁ~
妹「サンタさんってどこから入って来るんやろな。煙突はないし」
姉「壁をすり抜けるんやろ」
妹「トナカイも入って来るんやろか」
姉「トナカイは外で待つんと違うかな」
姉の知ったかぶりに、笑いそうになるのを堪えるに必死です・・・・
妹「おぉ~父ちゃん寝とるで」
姉「絶対、飲み過ぎで、遅刻やわ」
妹「なぁなぁ、姉ちゃん、父ちゃんの枕元にもプレゼントがあるで」
えっ?何が置いてあるの?気になる~
姉「大人にもプレゼントをくれるんやろか?」
妹「父ちゃんは悪い事ばっかりしてるから、無理やろ~」
姉「そうやな。母ちゃんにいっつも怒られてるしな」
おいおい、こいつら後で、覚えとけよ、、、
因みに、私のプレゼントは、タバコ1箱。
たいそうにラッピングしてくさるくせに、タバコ1箱。
何でやねん、、カートンでくれよ。なぁサンタさん。
そのあと、白々しく起きると、二人からプレゼントの中身の説明を受けました。
喜ぶ顔に、私もニヤニヤしてしまいます。
子供の笑顔には、パワーを貰えますね。
夜の楽しみ
子供たちは、プレゼントを貰ったその夜に、サンタさんへのお礼の手紙を書きます。
その手紙を、嫁さんが見せてくれます。
その頃のクリスマスの楽しみは、その手紙を肴に、一杯やることでした。
酒が進めば、泣いてしまうこともありました(笑)
お決まりのように、嫁さんに言います。
「子供って可愛いよな」
「そうやなぁ、可愛い」
「もう一人作ろ」
必ず、服を脱ぎだします。
「服を着ろ、どこでも、しようとするな(# ゚Д゚)」
そして、必ずフラれます。
これが私と嫁さんのクリスマスの恒例行事でした(笑)
最後に
何だか、昔の自分を思い出してしまいます。
時代は変わり、子供たちの趣向も変わりました。
でも、サンタさんを待ちわびる心は、昔と一緒なんですよね。
そして、親の気持ちも一緒なんでしょうね。
私の母も、同じような気持ちで、あの夜に、プレゼントを用意してくれたのでしょう。
私達が喜んでいるのを、同じような気持ちで見てくれていたのでしょうね。
クリスマスは、私にとって、自分は親なんだなぁと再認識 させてくれました。
私にとって、子供たちがサンタクロースなのかも知れません。
毎年、必ず、子供の笑顔が心を満たしてくれるんですから。
娘たちよ、ありがとうね。
父ちゃんは、来年のクリスマスに君たちの笑顔を楽しみに、明日から頑張るわ。
もう、娘たちも成長して、サンタさんを待つことは無いようです。
あぁ、つまらん。本当につまらん。
次は孫かな(笑)
皆さん、クリスマスを満喫されましたでしょうか?
クリスマスが終わると、今年もあとわずかですね。
では、また。