オヤジの憂鬱
最近、テレビをつけると、流れてくる話題にいいお話がございません。
世の中は物騒なことだらけ、、、
と言うより、テレビは物騒なことばかり取り上げているのか？それとも物騒なことが
世の関心事なのでしょうか？
先週の土曜日、ちょうど昼前だったか、家の駐車場で、ゴソゴソとやっておりました。
私は車の影になっていたのですが、車の向こう側で女性の話声が聞こえてきました。
車越しに、声の聞こえる方を覗いてみると、ウチの次女と友人でした。
私がウロウロとすると、会話の邪魔になってしまうのかなと思い、その場で静かに作業
を続けていたのです。
すると、、、聞こえて来たのです。娘たちの会話が、、、
「うちのオヤジが・・・」
「そうそう、うちのオヤジも・・・」
「オヤジ？オヤジって誰？えっ？俺の・・こと？」
うちの子は決して、行儀のいい子ではありません。
中学生になり、たまに反抗もするようになりました。
でも、でもね、オヤジって呼ばれていたことは、何か分からないけど、すごーくショックを受けたんですよぉ～っ。
陰でオヤジって呼ばれてたぁ～
嫁さんが帰って来たので、二階に呼んで、愚痴タイム。
「オヤジって呼ばれとったんや、、、なんかショックや」
「そういう年頃やし、友達に合わせてるだけやんか」
「これは事件やぞ。よくない道に進んでるかも知れへん」
「大袈裟やわ」
「いやいや、悪い芽は早く摘まんとあかんやろ」
「じゃあ、あんた、あの子ぐらいの時、自分のお母さんのこと何て呼んでたんよ」
「ママ」
「噓つけぇ～(# ﾟДﾟ)お義母さんから聞いて知ってるんやで」
「・・・オバハン、ババァ、」
「オヤジなんか可愛いもんやんか」
「そやけどな、お前、ババァって言われとったら嫌やろ？」
「ババァとオヤジは全然違うやろ(# ﾟДﾟ)」
それから、嫁さんの説教タイムが・・・
「口の悪いとこはお前に似たんやな・・・」
「どの口がゆうとんや(# ﾟДﾟ)」
しっしまった、、、説教タイム延長・・・
娘が2階に上がって来て
「父ちゃん、また怒られとんの？母ちゃんも大変やな（笑）」
おぉ～愛娘よ、嬉しいぞ！父ちゃんと呼んでくれるのかぁ～
今の「父ちゃん」は、何千回、何万回と呼ばれた「父ちゃん」の中でベスト５に入る
「父ちゃん」やったぞぉ～
少し表情が緩んだ私に
「ニヤつくな、アホオヤジ」と吐き捨て、下に降りる嫁さん。
嫁さんに何を言われようが、全然気にならないのに、、、
娘に「オヤジ」と呼ばれただけで、これだけ凹むのは何故、、、
そういうものなの？
誰か教えてください、、、
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