残桜のように・・・


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皆さん、こんばんは。

私の会社から歩いて2~3分のところに公園があります。

ブログの中にたまぁ~に出て来る公園です。

その公園は小さな公園ですが、桜の季節には、たくさんの方が花見に来られる公園なん

です。

その公園での思い出話を少し。

 

残桜のように・・・

 

ある日の昼休み

 

先日、遅い昼食をしていた時のこと。

その日は、昼時に打ち合わせが有ったため、少し昼食が遅くなってしまった。

面倒だったので、近所のパン屋で買って公園で食べることにした。

大好きなあんぱんとチョコパン。

余談ですが、このチョコパンは甘く無くて、チョコの苦手な私も結構イケちゃいます。

 

天気も良かったので、ベンチに座り、パンをほお張る。

平日の昼下がり、公園は閑散としていました。

すると、70歳くらいかな?女性の姿が。

犬の散歩のようでした。

目が合うとニッコリと微笑み、会釈して来られた。

こちらも、軽く会釈したら、

「お花見ですか?」

私は、返答に困った。

桜もすっかり散ってしまい、葉桜しか見当たらない。

女性は、私の頭の上を見上げて、一言だけ言い残し公園を後にした。

「残桜はいいですね」

ふと、見上げると、一輪の桜の花が力強く、綺麗に咲いていた。

 

 

残桜の力強さと儚げさ

 

私はその桜に見入ってしまい、写真をスマホに収めた。

 

残桜は独り寂しく咲いていた。

 

こいつは、もう散ってしまった仲間と共に咲き誇りたかったろうに。

こいつは、仲間と共に咲き、たくさんの人に見て欲しかったろうに。

独りで寂しだろう?

 

違う!

 

この花は、一生懸命、生命を全うしようとしている。

 

他の桜たちと比べるものではない。

こいつはこいつの「生を受けた証」を「自分の使命」を粛々と遂行しているだけなん

だ。

 

「花を咲かせるのに先も後もない。綺麗に咲かせるかどうか」

 

自然の厳しさ、偉大さを感じずにはいられませんでした。

そして、その残桜の存在をを教えてくださった、女性に感謝した。

この桜を見て、おセンチさんになってしまった。

 

こんな素晴らしい事に、今まで気付けなかった自分が嘆かわしい。

私はまだまだ、半人前ですな。

 

 

 

 残桜で思い出した 

 

その桜を見て、ある歌の歌詞が心を巡った。

花屋の店先に並んだ いろんな花を見ていた

ひとそれぞれ好みはあるけど どれもみんなきれいだね

この中で誰が一番だなんて 争うこともしないで

バケツの中誇らしげに しゃんと胸を張っている

 

それなのに僕ら人間は どうしてこうも比べたがる?

一人一人違うのにその中で 一番になりたがる?

 

そうさ僕らは 世界に一つだけの花

一人一人違う種を持つ

その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい

 

小さい花や大きな花 一つとして同じものはないから

NO1.にならなくてもいい もともと特別なOnly one

そう、SMAPの「世界に一つだけの花」

 

人は弱い生き物だ。

人は、どうしても、自分と周囲を比べてしまう。

誰かに無いものねだりをしてしまう。

周囲と同じ色に染まりたがる。

 

そう、周りと違う自分を、もっと大切にしないと。

周りと違う自分だからこそ、もっと自分を愛してあげないと。

 

あぁ、少し自分が成長できたかもしれないなぁ。 

そして、いつか自分も綺麗な花を咲かせてみたいもんだ。

 

オチではないが、事務所に帰り、お局ちゃんに

「大笑、ええおっさんが、口の周りにチョコレートがついてるで」

あぁ、成長したと思ったのは間違いのようだった。

 

想像して欲しい。

50歳のおっさんが、赤面しながら、口の周りのチョコレートを拭いている様を。

そして、チョコを口の周りにチョコを付け、桜を見ておセンチさんになっている

おっさん。あぁ嘆かわしい( ̄▽ ̄;)

 

 

 

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