いい人に囲まれて、みんないい人過ぎるよ


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f:id:kakadaisyou:20201011233122j:plainこんにちは、大笑です。

いやぁ、なかなかダメージが抜けません、、、

今日は、出張先でお世話になった方のお話をさせていただきます。

 

以前もお話しましたが、営業所のメンバーです。

「所長」 私の数少ない同期です。アルバイト時代からの付き合いです。

「担当君」 今回、トラブルを起こした張本人。今どきの若者です。

「A子ちゃん」 事務を担当。電話ではお話したことはありますが、初めて会います。

「B子さん」 パートさん。事務担当。初めて会います。

 

営業所の事務所は、元々人が住んでいた一軒家なんです。

それを会社が買い取り、自分たちで少し改装して使っています。

寝る場所も寝具もあるし、風呂も入れる、自炊もOK。生活が出来ます。 

9日まではA君が一緒だったのですが、10日の夜からは一人になるので、ブログでも書こ

うかなと思っていたのですが、皆さんのご厚意で結局、一人の時間は有りませんでし

た。

お世話になりっぱなし

今回の滞在期間、本当にお世話になりっぱなしでした。

特に食事は、ほとんど外食無しで済みました。

外食は、A君の居る間だけで、あとはほとんどお金を使いませんでした。凄くないです

か?

まぁ店もあんまりないし、一人になったら、コンビニ弁当でいいかなんて思っていたの

で有難かったです。

 

 

所長の家にお呼ばれ

A君が帰ってからは、夕食は所長のお宅に招待してもらいました。

奥さんとはもう10年以上会っていなかったので、最初は懐かしいやら、何をしゃべって

いいの解りませんでした。最初は遠慮からか違う部屋にいらっしゃったのが、最後は一

緒に食卓を囲んでくださったことが嬉しかったです。

 

大笑「所長、なんでみんな、こんなに親切なんや。」

所長「みんなお前の事を気に入ってるんやろ、みんな言ってたわ」

大笑「いや、なんか俺がみすぼらしいから、恵んでくれてるような気がする、、、」

所長「ひねくれた考えやなぁ。ここの人は親切なんや。でも確かに、みすぼらしいな。

今どき小学生でも半そで半パンでウロウロせえへんぞ。お前は季節を考えてるか?Tシ

ャツもセンスないし。最悪や。ええ年して、ちょっとは、身なりを構えよ。」

大笑「いやいや、俺もこんな長い事ここに居るつもりなかったし、寝るだけや思てたんや。」

所長「ほなお前、寝間着で人の家に来たんか?お前どう思う?」

奥さん「二人とも楽しそうですね。ニコニコ」

 

所長が風呂には居ている間、奥さんと少し話をしたのですが、奥さんは、所長が無理を

して、ここに永住を決めたことをどう思っているのか、後悔しているのではないのか、

これで良かったのか。凄く気にしていました。

大笑「あいつは後悔なんかしてないと思いますよ。自分の意志でここにしっかり根を張

って生きてると思います。奥さんが気にすることではないです。その代わり、応援した

ってください。」

奥さん「ありがとうございます。そう言って下さったら、楽になります」

 

嘘ではなく、本当にそう思います。

私もそうでしたが、この会社に拾われなかったら、ろくでなしの私たちに、根を張った

人生なんてあり得なかったと思います。

二人とも育った家庭環境が良くなく、逆に家庭に対しての憧れがみたいなものが強かっ

たのです。あいつも私と一緒だと思います。

無口ですが、やさしそうな奥さんを見て、いい家庭を築いたなと安心しました。

今回は聞けませんでしたが、きっと後悔なんてないと信じています。

と言うか、こんな親切な人ばっかりやったら、私も永住したいってなるでしょ。 

B子さんのお弁当

昼食はなんと、10日からB子さんが毎日、お弁当を作ってくれました。しかも土曜日も

日曜日も届けて下さいました。

「子供が弁当だからついでに、、、」って言っていたけど、日曜日はどうだったんでし

ょうね。 

実は、お弁当を買いに行くのが面倒で、事務所で昼飯も食べずに書類を作っていたのを

B子さんが気付いてくださって、

B子さん「大笑さん、何か食べないと、身体を壊しますよ」

大笑「ありがとうございます。大丈夫ですよ。」

B子さん「この辺りはお店がないから不便ですよね。」

このやり取りだけで、翌日からお弁当を作ってくださいました。

女性はすごいですね。何でもお見通しです。そして細やかな心配り。

凄くおいしいお弁当でした。

勉強会の時に、天然だなぁと思いましたが、なんのなんの、素晴らしい方です。

何か、こんな気遣いの出来る方に、偉そうに勉強会を開いた自分が恥ずかしいです。

 

A子ちゃん親子

帰る前の日ですから、13日の日は、A子ちゃんが事務所に遊びに来てくれました。

会社の仲間とはいえ、若い女の子が夜に一人で来るのはどうなのかな?

Aちゃんは、事務所から歩いて5分ほどの所の実家から通っているそうです。

まぁ何もないとはいえ、女の子が遊びに来るとなると、どうもソワソワとしちゃいまし

たね(笑)👈何を期待してるんやろ

 「失礼しまーす」A子ちゃんがやって来ました。

来たぁ~半そで半パンですが、身なりを整えました(笑)

 

その横には、見知らぬ女性が、、、

A子ちゃん「大笑さん、失礼します。母です」👈えぇ母親同伴なのぉ~残念です

大笑「えっ、、どうも、、、大笑と申します。」

お母さん「Aの母です。突然お邪魔しまして、スミマセン」

半そで半パンが何とも恥ずかしくなりました(笑) 

 

実は、Aちゃんが、家を出るとき、私が来ていることをお母さんに言ったら、

「関西から来たの?関西人?会いたい」となったそうで、

すごい笑い上戸な方で、終始ゲラゲラ笑っていました。👈林家ぱー子ですわ。

特に、私のTシャツに「関西人」とプリントしてあったことが面白くてたまらなかった

そうです。👈何も面白くないのですが、、、

終いには「それ欲しい~どこに売ってるんですか」👈マジかよ

👆こんなTシャツです。近所で売っていたので、寝るときに来てます。

後日、お揃いTシャツをお母さんに送っておきました(笑) 

 

Aちゃんとは「君の膵臓を食べたい」の話で盛り上がっていたので、DVDを持って来

てくれました。

嫌な予感はしたのですが、案の定、私は最後に泣いてしまいました、、、それを見て親

子で笑ってるし、、、馬鹿にされているのか?と思うぐらいです。

まぁでも、笑ってくれたら、こっちも楽しいしですしね。

Aちゃんのお母さんは、何故か距離が近い人で、飲み屋のお姉さんみたいに横に座るの

です。お酒が入っているから?どう考えても、変ですよね。

Aちゃんが察してか、注意をしてくれてましたが、終始、横に座って笑ってました。

Aちゃんには言えないですが、二人だったらヤバいですよ、あれは。

 

お母さん、ソーシャルディスタンスを御存じですか?

 

帰りは途中まで送りましたが、お母さんは終始鼻歌を歌い、ご機嫌でした。

翌日、帰る前に、Aちゃんから謝罪がありました。

お母さんの、あんな姿は見たことが無くて、びっくりしたそうです。

人間って相性みたいなものがあるのでしょうね。あのお母さんとは以前どこかで会った

ことがあるのかな?と思うほど自然にお話が出来ました。

楽しい時間を過ごせたのではないかと思います。

 

 最後に

言い方が悪いですが、田舎の方なんでしょうね。

まさに「純朴」という言葉が当てはまる方々でした。

本当にいい方ばかりで、嫌な仕事を忘れることが出来ました。 

最後の夜は、夜遅くまで、ノートにブログの下書きをしました。

色々とあったので筆が進む、進む。嫌なこともあったけど、楽しい数日間でした。

本当にいい方ばかりでした。ありがとうございました。 

 

そうです、最近、新しい自分を発見しました。

自分は寂しがり屋なので、一人になりたくない人だと思っていたのですが、実は最近、

一人でノートにブログの下書きをしているのもまんざらではないのです。

いい趣味を見つけたかも、、、

 

最後まで、読んで下さり、ありがとうございました。

では、また。