さぁ、行こう、お前ら


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今日はちょっと昔話を。

 

先日、お局ちゃんが、とんでもない物を会社に持って来ました。

昔々あるところに・・・みたいな

「大笑昔話」じゃないですか。

いやいや「大笑黒歴史」ですわ。

私が、若い頃に書かされていた業務日誌です。

ノートの表紙に

「さぁ、行こう、お前ら」

デカデカと、汚い字で、ちょい恥ずかしい言葉を書いているのです。

 

家を片付けていたら、出て来たらしい。

よく、こんな物を置いていたものだ。

確か、こいつが結婚して、会社を辞める時に、

欲しいと言うのであげたような・・・

 

ちょうど、入社して2年くらい経った頃

少し会社が会社らしくなりかけていた頃です。

当時、同世代の連中とはとても仲が良かった。

仲が良いのですが、ライバル意識が強くて

いつも競っていたような気がします。

 

そのうち「部署」なるものが、会社に誕生すると聞きました。

営業部と業務部と経理部だったと思います。

私達は、希望に胸を膨らませました。

会社らしいじゃないですか。

 

ある日、全員の配属先が発表されました。

しかし、私の名前はそこにはありませんでした。

 

私と何人かの先輩は常務の元で、今まで通りの業務を継続でした。

目の前が真っ暗になるってああいうことを言うのでしょうね。

ショックでしたね。

 

ライバルに水を空けられたような気がして、メチャクチャ凹みましたね。

しばらく、同期の連中とも距離を置いていたような気がします。

見かねた同期が、飲み会を開いてくれました。

 

飲み会では、励ましてくれると思いきや、

説教会。

ずーっと説教でした。

その中に、心に響いた言葉がありました。

私は選ばれなかったと、拗ねていたのですが

こいつらは、実は私が選ばれた人間だと思っていたようなのです。

答えは今でもわかりませんが、

少し、気持ちが楽になったのは覚えています。

 

その出来事があってから、業務日誌の表紙に書いた言葉

「さぁ、行こう、お前ら」

今となっては、この意味を知るのは、お局ちゃんと、同期の一人だけです。

 

会社が、動き出した時期でした。

ようやくスタートラインに立てた私達。

頑張って行こうぜ

夢に向かって歩みだそうぜ

って意味が一つ。

 

もう一つは

「さぁ、行こう、お前ら」

「さぁいこう、お前ら」

「さいこう、お前ら」

「最高、お前ら」

感謝の気持ちを込めて、書いたはずです。

 

同期も、次々辞めていき、私を含め3人だけになりました。

懐かしくも、恥ずかしい日誌でしたが、

胸が熱くなりました。

何だか、若いっていいですね。

 

明日は、笑える日誌の中身でも書いてみますね。

おやすみなさい。

 

 

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