Vol.135 おさんぽふぉと


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Vol.135 おさんぽふぉと

 

陽が陰ると肌寒いですね。

今日は久しぶりに腹が立ったお話。

 

お昼休みのお話。

12時頃に、1本の電話。

女の子が電話を取り、

「大笑さん、○○さんから電話です」

電話の相手は取引先の担当者。

本当は電話を取り次いで欲しくなかった。

しかし、お客さんだし仕方ない。

 

電話の内容が、耳に入ってこない。

時計ばかりチラ見してしまう。

あぁ~鬱陶しい。

何で、このタイミングの電話なの?

早く、用件を言って電話を切れよ~っ。

 

時計の針は、12時05分。

今なら、まだ間に合う。

お願いだから早く電話を切ってくれ。

 

時計の針は、12時10分。

こいつは馬鹿か、早く電話を切ってくれ。

この際、見積もりの金額などどうでもいい。

言い値で、仕事を受けてやるから、もう勘弁してくれ・・・

 

時計の針は、12時15分。

そろそろ、話が終わりそう。

でも、もう手遅れだよ。

お前は絶対に許さん。

声の主に、殺意さえ覚えてきた。

 

ようやく終わった。

でもね、もう手遅れだよ・・・

そう、手遅れなんだよ・・・

 

私のデスクの上には、

力のない湯気があがり、膨れ上がった天ぷら。

無残な姿をした、

「日清のどん兵衛 天ぷらそば」

 

「あぁ~キツネにすりゃよかった」

「やっぱり、てんぷらは後乗せか」

そう言う問題ではない・・・

 

しかし、あの時間に電話はルール違反じゃないですか?

でも、しっかりと完食いたしました。

マズかったよぉ~

しかし、腹に入れば一緒か。

 

 

 

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