Vol.172 おさんぽふぉと
「悪夢再び」
コロナウイルス感染拡大を身近に感じはじめました。
一人、二人と陽性者＆濃厚接触者を耳にします。
年末の繁忙期に・・・コロナめ、なかなか空気の読めん奴だ。
空気が読めん奴と言えば、
「おい、ばばぁ～もう一回ゆうてみぃ」
昼過ぎの、食品スーパーに響き渡る怒号。
驚いて、声のする方向へ向かうと、
30半ばの男性が、60歳位の女性に突っかかっている。
店長らしき人が必死で男性を制止している。
「店長頑張れ～っ」なんて心の中で応援してましたが、
「あなたが、マスクをしていないのがいけないのでしょ」
店長が守ろうとしている女性から、まさかの爆弾投下
男性の怒りのギアが一段上がったようだ。
店長劣勢・・・これはヤバい
「兄ちゃん、落ち着こ」
私は、店長に加勢することにしました。
店長と二人で、男性を店の外に連れ出し、一段落。
男性は、マスクをしていなかった事を注意され、
キレちゃったようです。
店長は、男性に対して
「店舗の敷地の外では、マスクをしろとは言いませんが、
ここはウチの敷地ですから、ルールを守ってください」
と、
「マスクの着用をお願いします」
という、貼り紙を指さして、男性に敷地からの退去を指示しました。
「店長、お疲れ様でした」
どっちもどっちの争い。
人の心も荒んでいるのでしょうね。
まぁ、大事に至らなくて良かった。
赤い葉は、緑の葉を
緑の葉は、赤い葉を
互いに、主張しつつ、引き立て合いながら、
季節に彩りを与えてくれる。
人間も、そうあるべきだよね。
あぁ、なんて素敵な終わり方だろうか（笑）
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