あの夏の思い出~おれのごりん~
オリンピックも盛り上がりを見せております。
私、体育会系の人間でして、オリンピックを見ていて、スポ根的な暑苦しさが
大好きなんです。
今日は、私が中学に入学し、体育会系の世界の門を叩いたお話を少し。
小学校からサッカーに夢中で、中学に入る前、春休みから中学生の練習に参加しており
ました。
期待を膨らませ、入部したのですが、イメージしていたものとは全然違うものでした。
まず、創部したばっかりだったこと。
先輩が全員、サッカーをしたことのない人だったこと。
何より、3年生がメチャクチャ、ガラの悪い人ばかりだったこと。
そこには、サッカーとは関係ない理不尽な世界だったのです。
創部したばかりで、全員が素人の先輩。
中心になるのは、サッカーが上手い人?人望のある人?成績のいい人?
そうです、ガラが悪くて、傲慢な人。中学生の力関係なんてそんなものです。
そして被害に遭うのは下級生と決まっています。
3年生が引退するまでの4ヶ月の間、熱くも思い出深い日々が始まったのです。
我がサッカー部で、思い出深い,しごきがありました。
「アントン」「聖子」「夏と言ったら蝉やろ」
まずは、『アントン』
これは、アントニオ猪木の物まねをしながら、スクワットをするのです。
1年生が輪になって、スクワットを100回します。
但し、掛け声は「1、2、3」と数えるのではなく、
「なんだ、コノヤロー」と顎をしゃくらせて、物まねをしないといけません。
当然、だーれも数を数えていませんから、エンドレスに続きます。
次に『聖子』
これは、松田聖子のファンの先輩が、1年生に松田聖子の歌を歌わせたのが始まりだっ
たと思います。
最終的には、朝礼台に立って、声出しと称して、歌を歌わされてましたね。
私によくリクエストがあったのが、梅沢富美男「夢芝居」葛城ユキ「ボヘミアン」
お陰で、今でも声は大きいです。
この二つは、サッカー部名物になり、次第にギャラリーも増えていたような気がします
ね。
当時、好きだった女の子に見られたのは、ショックだったなぁ。
最後に『夏と言ったら蝉やろ』
これは、ほぼ罰ゲームなのですが、1年生が全員、運動場のネットによじ登って
セミの鳴き声を真似るというもの。
20人ぐらいが、ネットによじ登って、
「ミーン ミーン ミーン」
これは、見るには面白かったと思いますね(笑)
おかげさまで、結構、メンタルは強くなったと思います。
でも、今やれば、大問題でしょうね。
でも、誰も辞めなかった。
慣れて来ると、自分たちでアドリブを入れたりして、楽しんでいた部分もありました
ね。
こんな4ヶ月を過ごし、挙句の果てに、蝉をやっていて、近隣の人から苦情が来て
生徒指導の先生から、めちゃくちゃ怒られました。
そして、初めてのペナルティーを受けました。
ウチの学校のペナルティーの一つ。五厘刈りです。
五厘刈りの集団って異様ですよ(笑)
これが『おれのごりん(五厘)』のお話でした。
なんちって、、、お後がよろしいようで、、( ̄▽ ̄;)
今日の1枚
おぉ~りんご
りんごを10回いってみっ
『ごりん』ってなったでしょ チャンチャン 失礼いたしたぁ~
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