先週のことです。
時刻は正午前、ソワソワソワソワ。
時計のある方向を、チラチラ。
スマホを開いては、イライラ。
12時5分くらいだったか、
お目当てのサイトに、ようやく辿り着いた。
片手には、6桁の数字が書いてあるメモ。
サイトの番号を必死で追いかける。
「あぁ~無いじゃんか」
「うわぁ~無いんかぁ~」
「あっ、ここと違うわ」
「何やってんねん」
「おぉ~あったあった」
小さく、ガッツポーズ。
まさに、独り相撲に、独り実況。そして、親バカ。
長女の、大学の合格発表の日だったのです・・・
昔は郵便だったのですが、今はインターネットなんですね。
早速、社長室に行き、報告。
「自分の子供には、自分が経験した我慢はさせたくない」
その一つが「大学に行く」でした。
社長もそれを知ってくれているので、一応報告です。
ただ、喜びも束の間。
社長と話していると、
合格した大学は、県外の学校。
ひとりでやっていけるんやろか?なんて
心配が押し寄せて来ました。
社長は、ケラケラ笑いながら、
「子供の心配は親の特権や」
「お金のことは、お前が70まで働かんかい。お前は定年なしでええぞ」
70まで働くなんて、絶対嫌です・・・
定年が無いのはちょっと、、、、( ̄▽ ̄;)
そうですね。
学校を卒業したら、その先の心配が待っているんですよね。
「おめでとう、頑張ったな」
声を掛けた時の、娘の顔は忘れません。
緊張から解放された、安堵感と、合格の喜びの、いい顔でしたね。
しかし、私や嫁さんの方が緊張していたのかも知れません。
長女は、どうも本番に弱い子なので、、、
その横で、もう一つの心配の種が
「私も大学に行くから、頑張ってお金稼いできてよ」
お前(次女)は、その前に、高校に合格せぇよ。
こいつの方が、数倍心配ですわ。
あぁ、心配は何処までも続く。
でも、こんなに緊張するとは、自分でも意外でした。
「俺、親やったんやなぁ」
なんて、再認識させられましたね。
春から、親元を離れ、独り暮らし。
18年間、ずっと一緒だったので、寂しいです。
でも、新たな門出です。
笑顔で、送り出してあげたいと思います。
この場をお借りしまして、
「長女ちゃん、合格おめでとう」
あの、ちびっ子が大学生かぁ
時が経つのは早いものだ。
春までの時間は大切にしたいです。
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