Vol.96 おさんぽふぉと ~あゝ夏の終わり~


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Vol.96 おさんぽふぉと ~あゝ夏の終わり~

 

今日も暑かったですね。

 

夕方から、また海までブラブラとおさんぽ。

いつも腰を掛ける場所に、先客がいらっしゃいました。

小学生くらいの姉弟と、ご両親。

お父さんが、バーベキューの準備を、

お母さんは、その様子を見ながら、食材の準備を、

子供さんは水着のまま、バーベキューコンロの前で、準備を見ている。

 

砂浜には、たくさんの足跡が夕陽に照らされていました。

お盆の前くらいなら、もっとたくさんの人がいて、バーベキューや花火をしていたは

ず。

そもそも、そういう行為は禁止の海岸なんですが・・・( ̄▽ ̄;)

それが、今日は、一組だけです。

 

「あゝ夏も終わりかぁ」なんてしんみりとしてしまいます。

大人になり、夏と言っても、特に思い入れはないのですが

去り行く夏に、未練のような感情を抱いてしまうのは私だけでしょうか?

 

この先、秋の到来で服装が変わり、紅葉を見るようになり、秋刀魚が食卓に並ぶ。

目に映るものすべてに、秋を感じるようになる。

それが本格的な秋の到来だと思う。

 

それに引き換え、

さっきまで、汗ばんでいた肌を、心地よい風が落ち着かせてくれる。

日の入りも早くなり、空の色、雲の形も変化している。

耳を澄ませば、虫の声が聞こえてくる。

夏と秋の狭間のこの時期は、人それぞれだと思うが、感覚で秋を感じることが出来る。

しばらくの間、去りゆく夏に未練を感じ、

やがて来る秋の気配を感覚で感じてみる。

 

そんな事を、海辺で考えていました。

センチメンタルにさせてくれるのも、秋の足音が聞こえてきたからかな。

 

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