最後は「人」に行きつく


スポンサードリンク

最後は「人」に行きつく

 

第104回 全国高校野球選手権大会は

宮城県代表 仙台育英学園の初優勝で幕を閉じました。

これは東北勢の初優勝でした。

 

山口県代表 下関国際高校は惜しくも準優勝に終わりましたが、

大阪桐蔭高校、近江高校といった強豪校を続けて撃破し、大会を盛り上げてくれまし

た。

 

私は大会前から感じていたことがありました。

今大会に出場している、3年生は、まさにコロナ禍と共に高校生活を送って来た

生徒さんなんです。

それは、甲子園を駆け抜けた高校の生徒さんだけでなく、

地方大会で姿を消した高校の生徒さんも同様です。

 

 

彼らが、甲子園を夢見て、それぞれの高校に進学した2020年は、結果として甲子園

大会は開催されることはありませんでした。

休校により、試合どころか練習も出来なかったのではないでしょうか。

チームメイトとも顔を合わすことも出来ない時期があったはず。

野球を続けることを断念しようと悩むこともあったでしょう。

 

彼らが2年生になっても、色々と制限される中で、部活動を続けなければならなかった

でしょう。

予選を戦えど、目標である「甲子園大会」の開催が不透明でした。

目標なき鍛錬は苦しかったと思います。

先の見えない現状に、不安がつのり、仲間同士で衝突も有ったでしょうね。

 

本大会に出場が決まった高校でも、コロナ感染が確認され、「出場辞退」という

文字がちらついたことでしょう。

 

そんな中、学校関係者や親御さんたちは、

どのような思いで、生徒さんを支え続けられたのでしょうか。

どのような言葉を、生徒さんに掛け続けたのでしょうか。

同じ親として、胸が締め付けられる思いでした。

 

 

 

 

野球に限らず、最後は「人」行きつく。

磨かれた人間の、思いが集まることで、不思議な力が発揮される

大阪桐蔭高校の西谷監督の言葉です。

 

この大会は、3年間、不安と戦い、それに打ち勝った生徒さんの思いと

その生徒さんを支え続けた、学校関係者と親御さんの思いが

共にグランドで戦っていたように感じました。

 

全国大会に出場するチームですから、他校に負けないの練習量を積んできたと思いま

す。

すべてのチームが「勝つための鍛錬」「3年間の思いの結晶」を両輪に試合に臨んだと

思いますが、仙台育英の選手たちの両輪と「チームの輪」いや、「関係者の輪」が他校

を上回ったのでしょうね。

 

何事も、技量だけではたどり着けない場所がある。

技量を磨き、思いを一つになったチームのみに

甲子園の神様が微笑んでくれるのでしょう。

 

仙台育英学園の野球部のみなさん、関係者のみなさん、

悲願の優勝おめでとうございます。

 

私、非常に感動しました。本当にありがとうございました。

 

 

\\応援よろしくお願いします//

 

👇👇愛のクリックを👇👇

 


ぐうたら日記ランキング

にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
にほんブログ村