少し前のお話。
顧客回りの帰り道のことです。
ちょうど、狭い路地を車で走っておりますと、
「キキーッ」
自転車のブレーキ音と共に
前の車が急停車しました。
びっくりしました。
幸い、スピードは出てませんでしたから、衝突は避けられました。
「事故か?」
急停車した車の先頭は2台先、動く様子がないので、車を降りて様子を見に行きまし
た。
そこには、鬼の形相をした自転車の運転手。
白とピンクのスエット上下に金髪の何ともノスタルジック感を漂わせる30歳位の
女性でした。自転車の後ろには小さな子供さん。
その風貌と、道を塞いで仁王立ちをしている姿を見て「錯誤」→「錯子」→「サク子」
と名付けました。
車の運転手は60歳位の女性。サク子が怖いのか車から出て来ません。
サク子はあーだらこーだら叫んでる。
面倒くさいので、とりあえずサク子を道路の真ん中から撤去しようと思って時に
別の男性が文句を言い出し、サク子は不服そうな顔をしながらその場を立ち去りまし
た。
サク子が飛び出して来たであろう場所を考えると、彼女にも非がある。
ましてや、子供さんを、、子供さんの命を乗せているのです。
どうも心にひっかかるものがあった。
もし大変な事故だったら、、、
彼女は子供を失うかもしれない。
子供は母親を失うかもしれない。
ご主人は奥さんと子供を一度に失うかもしれない。
「自分は悪くない」
それならそれでいい。全部相手が悪いで片付ければいい。
でも、失ったものは帰ってこないんだよ。
人は一人で生きているわけではない。
360度ぐるりと思いやることは難しいでしょうが、もう少しだけ想像力を働かせて行動
する事は出来るのではないだろうか。
おわりに
kame710(id:kame710) さんの記事を読んで思い出した出来事です。
私はこの記事を何度も読み返しました。
解っているようで、ぼやけていた思考。
「人様」という考え。
kame710さん、勝手に引用させていただき、申し訳ございません。
勉強になりました。
\\応援よろしくお願いします//
👇👇愛のクリックを👇👇