七夕物語


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皆さん、こんばんは。

もう7月ですね。

本当に時間が経つのが早い。

そうそう、突然ですが、大笑から皆さんにクイズを出題

頭の体操ですよ~。

 

1日に2回あるのに、1年に1回しか無いものってなーんだ?ノーヒントだよ~ん!答えは最後の方です。

 

1年に1度だけ、と言えば、七夕ですね。

七夕って、織姫さんと彦星さんが1年に一度だけ会える日でしたよね。

皆さん、想像してください。

ご夫婦も、恋人同士も、1年に1回しか会えないとなると、どうでしょうね。

私は、会った瞬間に、パンツ一丁になっている?いや、パンツをはいているかも怪しい

かな(笑)

あはははっ、見栄を張りました。

このおっさんにそんな元気はありません(笑)

あぁ前説はこの辺で。

今日は、私の七夕物語です。

 

私の七夕物語

 

織姫と彦星

 

私の経験した、彦星と織姫さんとのお話を聞いてください。

二人の馴れ初めからお話します。

もう、10年くらい前のお話です。

 

二人は、高校の同級生。

でも、高校時代は、話もしたこともない間柄だった。

同窓会で再会するまでの20年以上の間、その名前も思い出すこともなかったと思う。

 

そんな二人が、同窓会の居酒屋さんで、隣り合わせになってしまった。

 

当然、話すことも無い。

彦星は困った。

何を困ったって?

 

お隣さんの名前が思い出せない( ̄▽ ̄;) 

同窓会あるあるじゃないですか?

 

彦星と織姫はおも~い空気に包まれながら時間を過ごした。

幹事にLINEで、こっそりとお隣さんの名前を聞いた。

「織姫さん、久しぶりやな」

 

挨拶がおそっ・・・・汗

宴会が始まって、20分くらい経っていただろう。

 

「彦星君、私の名前忘れてたやろ」

織姫は彦星に詰め寄った。顔は笑っていたが、眼は笑ってはいなかった。

彦星は、

「忘れてたんと違うぞ、思い出せんかっただけや、気にするな」

日本語になっていない。

「そういうとこは変わっていないんやね」

少しだけ、場が和んだように感じた。

 

 

宴会よ早く終わってくれ

 

時間と共に、酒も進み、織姫と彦星の会話のキャッチボールが始まった。

お互い、現在の話をしたが、たいして盛り上がらない、、、

前に座っている、奴は、のんきにマイペースで一人酒を楽しんでいる、、、

こいつも名前が思い出せない。

というか、宴会が始まってから「うん」しか言ってない。

 

仕方ない、暇なのであだ名をつけてやろう。

今日からお前は「うん子」や。

命名してやった。小学生レベルのあだ名だ。

でも、織姫はクスリとも笑わない。

きっと、皆、こういうところに、少し壁に感じてしまうのだろう。

彦星が面白くないだけとも言うが、、、

 

しかし、幹事よ、この席割はいただけんぞ、、、 

四面楚歌 こういうことを言うのか。

宴会の終わりに近づき、織姫から、

「LINE交換しよっ」

織姫とうん子とLINE交換をした。

うん子よ、そこは入ってくるのだな、、、会話に入れ、、バカタレ、、、

 

LINE交換の始まり

 

翌日、織姫からLINEが入ってきた。

昨日と違い、LINEでは、文面も明るいし、なにより饒舌だ。

この日はかなりの回数のやり取りをしたように思う。

 

「昨日は会話が盛り上がらなくてゴメン」

 高校時代から、みんなと同じように、羽目を外して、大笑いしたかった。

でも、どうも自分でブレーキをかけてしまう。

織姫はそういう自分が嫌いなようだ。

 

「私って、やっぱり存在感がないのかなぁ」

名前を覚えていなかったことに対しては、引っかかっているようで、、、

高校時代の人間とも、ほとんど繋がりがないようだ。

じゃぁ誰が同窓会に誘ったのか?なぞ多き女、、、、

 

 

「織姫さん、これってどうやろ?」

お互い、誕生日にLINEで祝おう。

頻繁に連絡を取るのは、負担になりかねない。

年2回位なら、新鮮でいい。

そうすれば、名前を忘れることもないし、繋がりも出来る。

この、適当で、私の都合のいい、逃げるような提案に、意外と乗ってきた。

 

「俺の誕生日は6月○○日や」

「えっ、私は6月○○日、、、凄い。私が妹やな」

誕生日が2日違いだった。これには驚いた。

2日だけ、遅く生まれたことに喜ぶ織姫が健気に見えた。

 

しかし、困った。

これでは、メールが1回でいいような気がする。

勝手に、半年に1回位の頻度でやり取りできると思い込んでいた、、、相変わらずバカ

だ。

 

 

 

 

余談ですが、「うん子」にも、メールをしました。

そうしたら、「昨日はお疲れさま」だって、、、

そこは「うん」やろと、一人で突っ込んでしまいました。

 

織姫さんのメール

 

同窓会が、夏場だったので、大方1年後、織姫さんは、きっちりとメールをくれた。

メールを見た時に、何?このメール、、、

そう、彦星は、織姫との約束を忘れていました、、、、(笑) お決まり、、、かな。

 

結局、私の誕生日の翌日、彼女の誕生日の前日にメールをくれます。

次の年も、その次の年も、必ず誕生日に「おめでとう」と近況報告をくれます。

私は、そのメールを受けて、返信します。

 

不思議なもので、今では、待ち遠しくなっている彦星さんです。

 

でもね、織姫さんがどこに住んでいて、何をしているのかは、未だに知りません。

聞く気もありません。

 

知っているのは、家族構成。

そして、彼女が凄くいい奴だったってこと。

そうそう、旧姓だけど、名前は覚えましたよ。

年に1度だけのメール交換。

初めの頃は煩わしい事だったけど、1年分の気持ちや出来事を、送り合う日。

本物の「織姫と彦星」みたいでいいでしょ。

そんなええもんと違うか、、、

 

七夕の日なので、お祈りを一つ。

「みんなが笑顔で過ごせますように」

 柄にもないお願いですが、叶うといいですね。

 

 「 答え」を忘れるとこでした。

 と いねん

1日には、「ち」が2回、 1年は「ち」が1回

答えは「」でした。

 

本当に、何もかも忘れていく、、、困った人です。

でも、忘れるって大切かも、、、THE自己肯定。

 

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