【隠れた才能】天下分け目の戦い【第六感】


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 皆さん、こんにちは。

 

昨年4月の話になるのですが、聞いてください。 

コロナウイルスの影響で、事務所にいることが多く、昼休みは、休憩室で過ごすことが

多かったのですが、事務の女性陣の中で、「まちがいさがし」が密かに流行っていたよ

うです。

楽しそうな光景を見ていて、気になり、その輪の中に入りました。

そこで、私は、自分の隠れた才能に気付いたのです。

 

くだらない話ですが、お付き合いください。 

天下分け目の戦い

 

隠れた才能?「まちがいさがし」

 

そこには、2つの絵があり、左右の絵の違う場所を探すというものでした。

私は、一目見たら、いくつかの違いがすぐに分かりました。

全部探すのも、たいした時間は必要なかったです。

たまたま、すぐに解けたのだと思い、次の問題を待ちました。

次の問題も、すぐに解けました。

が、、、その次は苦戦。

どうやら、絵の種類で、正解率が違うようでした。

ただ、周囲はビックリしていました。

お局ちゃんも、

「大笑、凄いな。意外な特技があったんやぁ」

と驚いていました。

なんか、褒められるのに慣れてなくて、年甲斐もなく照れてしまいました(笑)

 

挑戦状

 

翌日だったか、お局ちゃんが

「大笑、これ解ける?まだ、誰も解けてないねん」

確かに難しい問題でした。

ただ、この絵はわかりやすい絵の方だったので、時間は掛かりましたが、解きました。

答え合わせをしたところ、見事正解!

「うぉぉ~」

周りの人間の感嘆の声。

私は鼻が天井に届くくらい、鼻高々。

 

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調子に乗り、

「俺に解けへん間違い探しは無い。いつでもかかってこい」

 

しかし、世の中そんなに甘くない。

私の前に立ちはだかる人物が現れました。

お局ちゃんの部下で、クイズが大好きな「伊沢ちゃん」(仮名)。

東大王「伊沢拓司」の信奉者で、間違い探しも得意とのこと。

 

伊沢ちゃんは、

「大笑さん、勝負しましょう」

かかってこいと言ってしまった以上、嫌ですとは言えず、

「う、うん、、、」👈自信が全くない( ̄▽ ̄;)

 

問題は、3つ。

お局ちゃんが用意することになりました。

 

勝負当日

 

勝負当日の昼休み。

ギャラリーも増え、いざ勝負です。

1つ目の間違い探し。

伊沢ちゃんの圧勝でした。間違いを5つ探す問題。

私が2つ見つけた時には、彼女は終了でした。

ただ、次は私の好きな絵柄なのですが、ちょっと実力差が、、、、大笑、弱気、、、

 

でも、私も意地があります。

2つ目の間違い探しは、ほぼ同時で終了。

伊沢ちゃんは余裕からなのか、場の盛り上がりを考えてか、

「私の負けでいいです」と余裕の笑み、、、

 

ちょっとムカつきました。大人げない大笑はムカつきました。

ただ、正直、調子に乗ったことを少し後悔しながら、秘策を練りました。

 

秘策「勝てば官軍、負ければ賊軍」

 

このままでは、絶対負ける、、、

伊沢ちゃんには、悪いと思ったのですが、少し揺さぶりをかけました。

 

大笑「審判(お局ちゃん)、これで勝負が決まるんやんな」

お局「そうやで、これが最後やで」

大笑「俺が、これで負けても、なんも痛くないやん」

お局「そうやけど、、、」

大笑「あぁ~気が乗らん。なぁ、何か賭けへんか?」

お局「何を賭けるんよ」

大笑「負けたほうが、メチャクチャ恥ずかしいことする」

お局「だから、何よ?」

大笑「負けたほうが、プリキュアの衣装来て朝礼に出る。倉庫に衣装あったやろ」

周囲はざわつきました。

大笑「それと、俺が勝ったら、お局ちゃんはボディコン来て出社」

お局「なんで、私がボディコンなんよ」

周囲からは歓声が。

お局ちゃんと、伊沢ちゃんは拒否しましたが、世論がそれを許さない。

 

   👇👇👇 大笑の心の中 👇👇👇

伊沢ちゃんはまだ、若い。絶対動揺しているはず。

しかも、自分が負ければ、お局ちゃんのボディコン。

このプレッシャーは計り知れないはず。

私は、プリキュアの衣装は、数年前の社員旅行で着ている。

今更、痛くも痒くもない。

がははははっ、俺に勝つなんて100年早いわ

「伊沢ちゃん、大人の怖さを教えて進ぜよう」 

 

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勝敗の行方は

勝負が始まりました。

案の定、伊沢ちゃんは焦っていました。

それでも、実力は彼女が一枚も二枚も上。

ほぼ、同着でした。

判定は?

 

お局「伊沢ちゃんの方が早かった」

周囲「おぉ~伊沢ちゃんかぁ」

大笑「ちょっと待て。お局、お前はボディコンが嫌で、まともな判定が出来てない

ここは、周囲の皆の判定を仰ぎたい。どうでしょう?」

周囲「そらそうやな」

お局「あんた、なんでそんな悪知恵は働くんよ、信じられへん」

周囲「勝者、大笑~」

そらそうです。誰がおっさんのプリキュアを見たいのか

絶対に、お局のボディコンの方が面白い。

 

大笑「みんな聞いてくれ、この勝負は紙一重やった。俺の負けでもええくらいや」

お局「そんなら、罰ゲーム無しでええやんな」

大笑「いや、伊沢ちゃんは罰ゲーム無し。お局、お前はボディコン」

伊沢ちゃん「ありがとうございます」

お局「なんでそうなるんよ」

大笑「だって、俺、お前のボディコンを久しぶりに見たいし💗」

 

その後

 

結局、罰ゲームはお流れとなったようです。

まぁ、誰も罰ゲームが実現するとは思っていなかったでしょう、、、

ただ一人、私はお局ちゃんには、今でもお願いしてます。

「俺、マジでボディコン見たい。お願いやから着てきてよ」

まぁ、実現は難しいでしょうね(笑)

 

私の隠れた才能とは、「間違い探し」ではなく、

 

「物が懸かったた時の、勝負強さ」+「悪知恵」でした。

 

そう言えば、お局ちゃんが言ってました。

「昔、あんたのそういうところで、痛い目に合った」

そんなことも有りました。

明日、その時のことをお話したいと思います。

くだらない話ですが、お楽しみに。

 

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