【黒電話】私の黒電話の黒歴史


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皆さん、こんにちは。

今日は、私の黒電話にまつわる、失敗のお話をさせていただきます。

 

 

私の黒電話の黒歴史

我が家の電話の環境

当時、我が家の電話は黒電話でした。

恐らく、周りの人達はプッシュホンに移行していたと思います。

20歳前後だった頃、当然、異性とも電話で話す機会も多く、

家の2階に電話を1台置きました。

親子回線という奴だったと思います。

1階で電話を使っていたら、2階は使えません。

2階で話をしている時に、1階で受話器を上げると、

2階の電話の会話が聞けたはず?相手には聞こえてたか覚えていません。

 

今では考えられないですよね(^▽^;)

 

人の会話に入ってくる母親①

 

20歳前後の頃、よく女の子と電話で話をしていました。

出来る限り、公衆電話から電話をするようにしてました。

ただ、かかってくる電話は、仕方がない。

よく、女友達から電話がかかって来てたのですが、特に用事があるわけではなく、

ダラダラと話すことが多かったです。

特に、ちょっといい感じになっている女の子との電話は、長かった。

回りくどく、私の女性関係を探ってきたり、その逆も然り。

気を引くようなことを言ったりしてくる電話。

嫌いではないのです。

青春の1ページですよね。

しかし、我が家には魔物が住んでいるのです。

 

長電話の途中で、明らかに、1階の受話器が上がった気配が、、、

「奴が来やがった」

もうこうなったら、女の子との会話が耳に入ってこない( ̄▽ ̄;)

 

更に、しばらくすると、また受話器の上がった気配がする。

そして、受話器越しに

「あんた、電話が長い。急ぎの用があるから切って」

また、母親が横やりを入れてくる。

電話相手には、「すぐ折り返すから」と言って電話を切る。

すぐさま、1階に降り、怒鳴り散らします。

「こらぁ~おかん、受話器を上げるな、ゆうとるやろ」

「電話が長い。電話代が大変なんやから」👈掛かってきた電話やぞ

「お前、次やったら、どつきまわすぞ、ボケがぁ」👈顔は笑ってますよ

「親に向かってなんちゅう口を聞くんやぁ~」

 

これで、何度、女の子を逃がしたことが、、、(ToT)/~~~

我が家の名物でした(^▽^;)

 

人の話に入ってくる母親②

 

この話は本当に黒歴史です。

 

「伝言ダイヤル」ご存知ですか?

「ツーショットダイヤル」とも言われてたのかな?

 はっきり覚えていないですが、

 

先輩から譲ってもらった、伝言ダイヤルのプリペイドカードで、

知り合った女性がいました。

年齢は私より10歳ほど上の方で、会っていないのでどんな方なのかは知りません。

どうやって相手の家の電話番号を知ったのかは覚えていませんが、家の電話に電話をし

ていました。

恐らく、携帯電話を持つ前の話なので、ポケベルが鳴れば、電話をしていたのだと思い

ます。

 

当然かもしれませんが、相手の情報なんて何も知りません。

相手が、女性で、年上ということだけ。

ただ、電話の回数を重ねるごとに、色々な事が分かって来ました。

 

この方は、私より10歳ほど年上の方でした。

なんと、既婚者でした。

知らなかったとはいえ、既婚者の方の家に、電話をしていたのですね。

 

更に電話の回数を重ねていくと、

彼女は、ただ、愚痴を聞いて欲しいだけなんだろうなぁ

本心で会いたいとかは思っていないような気はしていました。

だから、いつも「うん、うん」と相手の話の聞き役に徹しました。

お酒が入っている時なんて、最悪でした。

家の愚痴は言うし、エロい事ばかりでした。👈詳細を書こうか悩みましたがやめておきます。

 

そんなある日、母親から呼ばれました。

「あんた、ちょっと話がある」

「お母さんに言わなあかんことがあるやろ」

私は何のことなのか分かりませんでした。

まぁやましい事ばかりだったので、どれか分からないというのが、正解だったのかも知

れません。

 

母親との会話です。

「付き合ってる人がおるんか」

「特にはおらん」

「正直に話しなさい」

「だから、おらへんゆうとるやろ」

母親はいきなり、怒り出し、

「人様の家庭を壊すようなことをするな。情けない」

「はぁ?なんのことや」

「家庭のある女性と付き合ってるんやろ?」

「こいつ、また電話を盗み聞きしたなぁ~最悪や」👈心の声です

「あんたは今まで、悪い事ばっかりしてきたけど、これは絶対したらあかんことや。

今すぐ、別れなさい」

「何のことか分からんし、お前は見たんか?」

「情けないぃぃぃ~」

 母親の悲痛な叫びが、家中にこだましておりました、、、

「こっちのセリフやちゅうの・・・」

 

あの会話の内容をどこまで聞いたのかは知りませんが、息子がそんな会話をしていたな

んて、ショックだったのだと思います。

昔から、色々とトラブルを起こしていたので、母親からしたら、

「私の長電話=悪だくみ」だと思っていたのでしょうね( ̄▽ ̄;)

本当に24時間体制で監視されていたのかも知れません。

 

今思えば、心配をかけていたのでしょうね。

ただ、一番聞かれたくない相手に、聞かれてしまったことは、気まずい心境でした。

 

数年後、嫁さんを紹介した時、母親と嫁の会話です。

「この子は気はええ子なんやけど、女癖が悪いから、気をつけてな」

「まだ、ゆうとんかいや。改まって言うことちゃうやろ」👈心の声です

「はい、解っています」

「いやいや、解るな。解っとっても、解るな。そこは否定やろ。」👈心の声です

「子供の頃は、こんなんと違うかったんやけどなぁ~いつから女癖が悪くなったんやろ、、、情けないわ」

「・・・・」

「ほんま、誰に似たらこうなるんやろなぁ」

「お前の旦那やろ。遺伝や遺伝。俺に罪はない、、、はず、、、」👈心の声です

「〇△◇・・・」

「まだ、しゃべるんかい。相手は黙ってしもとるがな、、」👈心の声です

 

この日の嫁さんの感想は、

「お義母さんは、何でも知ってるんやな。仲いいんやな」

「100点満点の返事。あなたが天然ちゃん過ぎではないですか?」👈心の声です

 

当時は、家族間、夫婦間であろうとも、プライバシーなんてものは存在していなかった

のかも知れませんね。

私の場合、それが良かったのかも知れません。

プライバシーを侵害することはいけないことなのかもしれませんが、壁を作り過ぎて、

自身が身動き出来なくなってしまっているようにも感じます。

古き良き時代のお話でした。

 

でも、10年後、20年後、今の私たちの生活も、笑い話になっているのかも知れませ

ね。楽しみです。

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