皆さん、こんばんは。
本日、1月7日は七草粥を食べる習慣がありますよね。
「無病」を願い食べると聞いた事が有ります。
今日、嫁さんが作ってくれたので、食べている時に次女の言葉が、ある、出来事を思い
出しました.
ちょい、小話
七草粥の思い出
これは、ネタではなく、私と弟が実際に体験した話なのですが、
中学生の頃だったと記憶していますが、恐らく1月7日だったのでしょう。
私が、帰宅した時に、母親が七草粥を作って置いていました。
当然、七草粥なんて知りませんでした。
母親は、買い物に出ていて留守でした。
弟が私に聞いてきました。
「兄ちゃん、台所に変な食べもんがある。あれ何?」
私は台所へ行き、鍋の蓋を開けて中を見ました。
「おかんが調子悪いんと違うか、あれ、お粥やん」
夕食時、そのお粥を出された時に、
私「おかん、なんで晩飯がお粥やねん、しかも草が入ってるやないか」
弟「兄ちゃん、そんなんゆうたら、あかん」
私「お前、ワシら牛と違うぞ。どこで採って来た草や?」
弟は半泣きになりながら、
弟「ウチにはお金がないから仕方ないんやんか」
私「そんなん前から分かっとるけど、さすがに草は食えんやろ 」
母親は、ポカ~ンとした表情で私たちを見ていました。
姉が、半笑いしながら、私たちに
姉「あんたら、これ雑草やと思ってるやろ」
母「大笑、あんたはホンマ、アホやなぁ(笑)」
図星でした、、、
私は、いくら貧乏でも、雑草を食わすなよと怒り、
弟は、いよいよ雑草を食べないといけないくらい家計が苦しくなってきたと悲しんでい
たようです。
本当にバカな兄弟です(笑)
でも、私は食事が終わってから、改めて、母親と姉に確認しました。
「あれ、ホンマに雑草と違うんか?ホンマの事教えてや」
貧乏とアホは駄目です。
日本古来の、伝統的な料理も、雑草扱いです。
娘の言葉
今日の話に戻ります。
次女は中学1年生。
娘「このお粥、草がいっぱい入ってるなぁ、何の草?雑草みたい」
嫁さんと、お姉ちゃんが、一生懸命説明してました。
おぉ~っ、、、デジャヴ~っ。
こいつは、私の遺伝子をしっかり受け継いでいる。
何が凄いって、雑草だと言いながら、パクパク食べるところが一緒。
最近、亡くなった母親に、この娘を見せたかったなぁなんてよく思います。
姉がよく、「そっくりやわ」と褒めてくれます(笑)
今年の七草粥は「親子の絆」を再認識させてくれました。
そして、この娘の将来が非常に心配になって来ましたね( ̄▽ ̄;)
本当に大丈夫なのでしょうか?
楽しい夕食でした。
今年1年、健康に過ごせそうです。感謝。