こんにちは、大笑です。
今日は、挨拶についてお話をさせていただきます。
少し前に、あるブログでもお見掛けをしたのですが、挨拶が出来ない人って意外と多く
うちの会社でも、感じることです。
挨拶は大切な自己表現である
A君の不満
私のチームのA君から、周囲の人間に不満があると相談を受けました。
若い子の挨拶がなっていないそうです。
自分が挨拶をしても、帰ってこない。もしくは元気がないそうです。
確かに私もそれは感じていることです。
「A君、気付きは大切だよ、不満を持つことも悪い事ではない。でも不満を言っていても、何も改善されない。」
A君には、明日から朝の様子をよく見とくようにアドバイスしました。
私は、自分の決め事として、
社長や常務、上司の方には自分から先に、出来る限り大きな声で挨拶します。
男性社員にも出来る限り大きな声で挨拶をします。
女性社員には、やさしい声で挨拶をします。
自分のチームの人間には、肩を叩くなりして挨拶をします。
事務員ちゃんには、席に着いてから、挨拶をします。
お局ちゃんには、頭を深々下げて挨拶します(笑)
事務員ちゃんは、私より先に挨拶をしようという意識があるので、席に着いてから、一
呼吸置いてから挨拶するようになってしまいました。
お局ちゃんは、ただ、おちょくっているだけです。
それから、A君に聞きました。
「俺の挨拶を見てたか?」
「はい、女性には、やさしいですね」
「ちゃうわい、リーダー連中でも、挨拶できてない奴はおるんやで、リーダーがあれやったら若い子が挨拶をするわけないやろ。若い子に文句ゆう前にお前が手本見せたらなあかんやろ」
「はい、、、」
「それと、事務員ちゃんだけやぞ、俺より先に挨拶してくれるのは」
「はい、、、」
「なぁ、事務員ちゃん❤」
「大笑さんの真似をしてるだけです」
事務員ちゃんは、さすが、よく見てます。私は社長や常務に先に挨拶されるのが大嫌い
なんです。下の者は上より先に挨拶をするべきなんです。それが礼儀です。
「A君、上の者がまずは手本を示せ、それから、相手に望むな。お前は何のために挨拶してるんや?挨拶なんて、こっちから気持ちを伝えたらええもんやろ。いずれ伝わる人もおるし、伝わらん人もおる。それでええやないか。」
「そういうもんですか。それより、お局さんにはなんで、頭下げるんですか」
「媚びを売っとるだけや、最敬礼ってやつな」
「やっぱり、怖いんですね、、、汗」
翌日から、A君も頑張って挨拶をしてました。
私のチームの者には、良く言うのですが、社内で出来ないことが、社外で、お客さんの
前で出来るわけない。挨拶もそうですが、気配りのも、社内で磨くことが出来ると思う
のです。やはり、仕事の出来る人は、社内での振る舞いも立派です。
A君も少しは気付いてくれたのかも知れません。
面白かったのが、A君には私の真似をするように伝えたので、お局ちゃんには深々と頭
を下げていました(笑)
お局ちゃんが、キョトンとして驚いていたのには、笑ってしまいました。
私はA君にも、事務員ちゃん同様、一呼吸置いてから挨拶するようになりました。彼な
りに私より先に挨拶しようという意識に気付いたからです。
頑張れ、A君。
「君の行動が、周囲の人間を、会社を変えていくんだよ。あーだこーだ言っても、何も変わらない。能書きは評論家に任せて、君は行動あるのみ。そこに何か答えが見えてくるかもしれない。」
大笑の経験談
まだ、私が30歳そこそこの頃、今もお付き合いのある、会社さんに伺った時のことで
す。営業最前線の頑張っていた頃で、名刺100枚なんてすぐになくなってしまいます。
この日も、例にもれず、名刺を切らしていました。
よりによって、応対してくださった方が、初めてお会いする方でした。
初老の女性でした。
名刺が無いことを、謝罪し、自己紹介をしかけた時、女性から、こう言われました。
「○○会社の大笑さんですよね、よく覚えていますよ」
私自身は、誰なのか覚えていない、、、やばいなぁなんて思っていたら、
「いつも気持ちのいい挨拶をされているので、覚えております」
ただ、声がデカいだけなのですが、、、(^▽^;)
実は、その方は、その会社の社長の奥さんで、あまり表には出て来られないのですが、
私が伺うと、声が聞こえてくる。それで、覚えていたそうです。
その日はたまたま、担当者不在で、応対してくださったようです。
その方からも、挨拶の大切さを教わりました。
「営業マンにとって、挨拶に勝る、名刺はない。」
帰社に帰って、その話をしていると、上司から、
ええ話やな。でもな、
「社会人として、名刺は切らす前に、注文せよ」
と突っ込まれたことを覚えています。
挨拶っているのかな
そもそも、挨拶って何なんだろうか?
挨拶は、相手の存在を認める、関心を持っていますよといったサインですよね。
コミュニケーションの入り口みたいなものです。
だから、相手から返事が無くても、どうでもいいのです。
挨拶が出来ない人はいっぱい居ます。でも、時間と共に挨拶を返してくれる人もいま
す。習慣があるのか、ないのかの違いかもしれません。
独り暮らしの人なんかも、家で挨拶をしないので、いざって時に声が出ないってことも
ありますもんね。
まずは、自分から、相手に言葉を送ることに意味があると思ってます。
昔、研修か何かで教えてもらった「挨拶4ヶ条」
「あ」明るく、温かく
「い」いつでも、誰にでも
「さ」先に、進んで
「つ」続けて、次の言葉を
今回は、朝の挨拶の話でしたが、私たちは、色々な局面で、挨拶をしています。
普段から挨拶を心掛けていらっしゃる方は、私が言うまではないのですが、苦手だとい
う方は、一度勇気を出して、自分から挨拶をしてみては如何でしょうか。
もしかすると、いままでと違った景色が見えたりするかもしれませんよ。
やっぱり、気持ちいい挨拶をしてもらえたら、こっちも気持ちよくなりますよね。
当り前のように、挨拶をかわせるようにな社会になればいいですよね。
私も、会社のみんなが、挨拶を返してくれるように頑張ります。