【中秋の名月】月を見ながら思いを綴る


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こんばんは、大笑です。

今日、10月1日は「中秋の名月」です。

先ほどまで、隣のおっちゃんと外で、飲んでおりました。寒いです、、、

禁酒中だったので、ビール1缶で気持ち良く酔ってます。気分がいいので、1記事書か

せてもらいます。

皆さんは、お月さんを眺めておられますでしょうか?

今日は、お月さんを眺めながら、私の月にまつわるお話をさせていただきます。

 

いきなりですが、私は、そらが大好きです。

 

 

そらを見ていると、気持ちが落ち着きます。いろいろな表情を持ってます。

そして、そらに浮かぶお月さんは私の恩人です。 

 

月に救われた、そして好きになったエピソードです。

 

 

私が小学校の3年生くらいの時だったと記憶しております。

病弱だった母親が、1ヶ月ほど入院をすることになりました。

私は姉と弟の3人兄弟で、父親は家を不在がちにしていたため、親類に預けられること

になりました。弟はまだ小さかったため、姉と二人で、叔母の家へ、私は祖父母の家へ

それぞれ預かってもらいました。

両家とも、近所でしたから、学校は普通に通うことが出来ました。

ただ、祖父母との生活は、私にとっては苦痛の連続でした。

 

夕飯、風呂とも夕方には済ませてしまうため、友達とも遊べない。

テレビは祖父の見たいものを見ているため、私が見たいテレビは見れない。

何より、ご飯のおかずが合わない。これが一番辛かったです。

それに本当によく怒られました。何故怒られているのかよく解りませんでした。

週末は家に帰り、父、姉弟とも一緒に過ごすのですが、これが唯一の救いでした。

夜は姉弟で並んで寝ることが何よりの幸せでした。

でも、日曜日の夜になると、すごく辛かったです。

 

私は祖父母に家では、次第に部屋に籠るようになりました。

寂しさを紛らわせるために、新聞広告の裏側に絵を書いたり、母親に手紙ばかり書いて

いたように思います。

 

寂しさと生活環境の変化に気持ちの限界が来ていました。

精神不安定だったのでしょう。学校でも、なぜかすぐに泣いてしまう。

すぐにすねたり、友人と揉めたり、、、寂しさから、誰でもいいから相手をして欲しか

ったんだと思います。

 

そんなある日、また一人で布団に入り、眠りが迎えに来てくれるのを待っていた時に、

部屋の壁にいつもより大きな影が映っていることに気付きました。

周囲を見回すと、窓の外から、大きな真ん丸のお月さんが覗いていたのです。

それはそれは見事な「空の鏡」でした。

母親から「太陽はお父さん、月はお母さん」とよく言われていたことを思い出しまし

た。

すごく泣きました。多分、声も出しながら思いっきり泣いていたと思います。

ただ、いつもの寂しい、悲しい感情の涙だけはなく、そらから優しい光で照らしてくれ

る月に母親の姿を重ねていたのでしょう。

ただ、途中で泣き疲れて、寝てしまったように思います。これがどこまでが現実だった

のか夢だったのかは、今となっては思い出すことは出来ません。

 

翌日から、寝る前に出来ることを見つけました。姉から星座の本を借り、夜空を観察し

ました。星座は良く解らなかったのですが、寂しさは紛らすことが出来ました。

何より、一人ではないような気持になっていたのだと思います。

あの時の夜空はとてつもなく大きかったように思います。

 

以前、姉から聞いた話ですが、

母が、退院し迎えに来てくれました。先に弟を迎えに行ったことを私は終始スネていた

そうです。その夜、弟と母を取り合いだったこと。

そして自慢げに一人で我慢していたことを話しました。次第に泣き出し、お月さんの話

をしていたそうです。母も涙ぐみながら「うんうん」とうなずいていたそうです。

それから、真ん丸お月さんを見ると、思い出します。あの時の事、あの夜の事を。

 

今日は、おっちゃんにその話をしたら、涙ぐんでくれました(笑)

思わずもらい泣きの大笑(笑) 

ここまできたら、ただの酔っ払いですね。

つまみを持ってきてくれた、お隣の奥さんとウチの嫁さんは ビックリしてました。

おっさん二人で、楽しい「中秋の満月」でした 

 

皆さんは、今日にお月さんをどのように楽しまれましたでしょうか?

酔っ払いはそろそろ寝ます。

おやすみなさい。