こんにちは、大笑です。前回記事で「尿路結石」についてご紹介をしました。非常に憂鬱で痛い思いをしましたが、今日はそれ以上に痛い思いをし、自分の情けなさに失望した「痛風」との出会いについて書きたいと思います。
痛風との出会い
プロローグ【prologue】
私が、痛風を発症したのは2年ほど前でした。会社で普段通りに仕事をしていた時に、右足の中指の付け根あたりに違和感を感じたのを覚えています。突然、チクチクと痛みが走り、少し歩きにくい感じがしました。時間が経つにつれて「痛み」と「歩きにくさ」が増して来て、家に帰り靴下を脱ぐと、すごく腫れていました。
正直、この痛みの原因に心当たりがない!この段階では、歩くときに体重がかかると痛い程度だったので、この時点では骨折や捻挫を疑っていたのです。2~3日様子を見て病院に行くつもりでおりました。
自分のヘタレさに幻滅
翌日の朝、とにかく痛いの一言です。これだけ腫れて、痛いのだから、やはり骨折だと確信しました。正直、靴下を履くのも痛いのです。まともに歩くことが出来ず、何かに捕まりながらでないと歩けない状態でした。たまたま、近所で貰ってきた竹があったので、杖代わりにしました。
竹の杖をつきながら、片足は裸足にビーサンダル。ちなみに12月頃で足が冷たかったことを覚えています。会社の仲間はびっくりですよね。会社では後輩や同期に聞いた話では「この痛みは尋常ではない、、、俺はもうあかんかもしれん」「このまま足がちぎれてまうかもしれん」みたいな弱音ばかり言っていたそうですが、あまりの痛みに自分の言ったことは何も覚えていません。
家では「空を飛びたい、足を地面につけたくない」みたいなことを言っていたそうなのですが、記憶にないんですよねぇ。嫁さんもこれ以上おかしくなったら、救急センターへ連れて行こうと思っていたようです。
会社でも「大袈裟大王」と呼ばれ、家でも父親の威厳なんてどこかへ消えてしまいました。でも「本当に痛かったんですよ」「指の付け根がメチャメチャ腫れて、足の裏まで腫れてまっすぐ立てないんですよ」
正直、弱音を吐く自分に「自分はこんなにも弱かったのか」と幻滅しました。痛いのと情けないのダブル攻撃に沈没寸前でしたよ( ;∀;)
元々、熱が37.5度も出たら冬眠中のクマのように眠りについてしまい動けない人間なんです。本当に「大袈裟」なんですよね。
2日目、歩くのも辛くなっており、いよいよ病院に行くことにしました。
近所の総合病院へ朝一番で行き、待合で待っておりました。初診ということで看護師さんが様子を見に来て下さったので、自分なりに症状を説明しました。
今日はどうされましたか?
いや~どこかでぶつけたのか、2日程前から、足の中指の付け根が腫れてまして見てください、凄い腫れているでしょ?
うわ~、、、すごく腫れてますね、、、ニヤニヤ(なんとなく顔が緩む)
こら~っ何笑ってんねん、こっちはまともに歩けんくらい弱ってんねんど・・・さっさと治療したらんかい(心の中では怒り心頭)でも起こる気力すらない、、、
骨が折れてるとか、打ち身?じゃないんですか?
転んだとか、重いものを足に落としたとかではないんですね?一応レントゲンは撮りますが、骨折の腫れ方じゃないんような気がしますね。
診察を終え・・・
大笑さん、詳しくは内科の先生に診てもらわないと解りませんが、「痛風」の疑いがありますね。内科の先生に話を通しておきますので、内科へ行ってください。
痛風?ですか...
エピローグ【epilogue】
先ほどの看護師さんが、内科まで案内してくれている途中に、
先ほどは笑ってしまってスミマセンでした。昨日、2人も痛風の方が外科に来られていたもので、つい顔が緩んでしまいました。
「普通、あれだけ痛かったら外科にいくでしょうよ」
これが、風にあたるだけで痛いと言われる痛風との出会いでした。
診察自体はどうってことなく、ただただ、先生から私生活の乱れを永遠と指摘され続けました。これには痛風並みの痛みが心に刺さりましたよ。その後薬をいただき、一日3度食後に飲むだけでしたが、1週間もしないうちにかなり楽になりました。
ご経験者の方がいらっしゃれば解ると思いますが、本当に痛いんです。
もしかしたら、私が痛みに弱いだけかもしれませんけどね。
皆さんも絶対にならないように気を付けてくださいね。では、また。