こんにちは。大笑です。
梅雨の中休みが続き、晴れているのはいいのですが、蒸し暑い、、、雨は我々には大変
重要な自然の恵みなのですが、この蒸し~っとした気候は苦手です。
前記事でクワガタ飼育に必要な物をご説明しました。今日はその続編で、実際にクワガ
タを育てるためのお家を作っていきたいと思います。
クワガタ飼育のセッティング
ケースに発酵マットを入れる
袋に穴を開けて数日置いた発酵マットを、ケースに移します。
話が脱線しますが、少しだけ発酵マットについてお話をさせて頂きます。実はクワガタ
の成虫だけを飼育するのであれば、発酵マットは要りません。乾燥苔を用意してもら
い、加湿してケースに入れてもらうだけで、成虫飼育は出来ます。成虫だけを飼育する
ならこちらの方が衛生的にも絶対いいです。
発酵マットとは、広葉樹の木くずを細かく砕いたものを、バクテリア等が分解した
状態の物を指し、分解の度合いで2次発酵マット、3次発酵マットと呼ばれていま
す。マットを分解する(発酵する)段階で、発熱したり匂いを出します。発酵マッ
トの袋に穴を開けるのも、密閉状態の中で発熱した場合にバクテリアが死滅してし
まう恐れがあるためと、匂いを抜くためです。
今回、発酵マットを使用した理由は、産卵を活発化させるためと、幼虫が孵化したとき
の餌になるためです。つまり手抜き飼育ですね(m´・ω・`)m ゴメン…
すごく簡単な説明で済みません、、、
発酵マットに加水する場合もありますが、今回はそのまま使いました。目安は写真の通
りです。握ってみて少し崩れるぐらいでOKだと思います。ケースの底の方は少し硬く詰
めます。(ここはどうでもいいと思います)
産卵材をセット
産卵材です。交尾を終えたメスは、産卵材の中に卵を産みます。コクワガタのメスは顎
が小さいので、樹皮があると産卵場所(木の中)までたどり着けないといけないので樹
皮は事前にめくりました。実際は1本あれば十分ですよ。三本用意したのは解り易くす
るため、、、埋め込むときに1本でもよかったのでは?と疑問に思いましたが、、、、
完全に手遅れでした。1本良かったなぁ
産卵材を埋める
産卵材を埋めてしまい、転倒防止・隠れ家ように木の枝や葉っぱを敷きます。これは採
集に行った際に拾ってきた物です。乾燥コケやそこらに落ちている木の枝と葉っぱでも
OKです。それこそ、産卵木の樹皮を使ってもいいですよね。
右側の写真の丸い木はエサ皿でして、100均で買ってきた物です。
生体を入れる
いよいよクワガタさんの入居なのですが、少し待ってください。先ほど書いたように発
酵マットの様子を見るために1日~2日は様子を見てください。発酵熱が無ければクワガ
タさんの入居です。でもすぐにマットに潜ってしまったり、葉っぱの陰に隠れたりして
しまうため、鑑賞という観点からは面白みなしです・・・ここまで書いて気付いた、、
それと、餌ですが、100均の昆虫ゼリーでもいいですが、私はバナナが好きなので、よ
く食べます。その時に少しだけバナナを切ってあげるつもりです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。最後に飼育の際の注意点です。
- 餌の管理は大切です。あまり放置していると腐って匂います。最悪ダニが湧きますので、家族を敵に回します。※ケースからは出てこないと思います。
- ゼリーを与えるときはゼリーカップごと半分に切って与える。ゼリーカップの中で溺れてしまいます。
- コクワガタは非常に強い種ではありますが、湿度は保ってあげないと死にます。霧吹きで湿度は保ってあげましょう。
- クワガタは小さな隙間でも脱出しちゃいます。これまた家族を敵に回します。ここは最重要ポイントですよ。
- 放虫(虫を逃がす)は絶対にダメですよ。
子供さんと是非とも楽しい飼育ライフを送ってくださいね。何かありましたらお気軽に
ご相談ください。
記事を書いていてクワガタ探しを忘れてました。今から探してきます。大体潜んでいる
ところが分ってきたので時間の問題ですよ。
では、また。